【写真同好会】 春の撮影会と作品の互選会

  大阪近郊の桜が散り始めた4月7日(火)、写真同好会の春の撮影会が行われました。生憎の雨の撮影会となりました。

 マイクロバスで大阪から1時間半、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院、室生寺です。シャクナゲの名所としても知られ、「女人高野」の別名もあります。

 今日のテーマは「さくら」です。小雨の境内の桜はちょうど満開。低く垂れ込めた雲がやわらかく幽玄の世界へと誘います。皆、それぞれに自分のイメージを膨らませて撮影を楽しみました。

 室生寺の入り口、朱塗りの橋の袂の山菜料理屋で昼食です。高野豆腐・南瓜・椎茸・筍などの煮物、白和え、あまご甘露煮、田楽、しめじ酢のもの、とろろ汁、などなど・・・、程好い味付けで、なぜか今日のビールの味がいつもより旨く感じます。

 午後の一番は、宇陀川岸の自然岩に刻まれた弥勒磨崖仏があることで知られている大野寺です。境内の枝垂桜も名物ですが、今日は残念ながら霧雨の中、「天気に恵まれれば・・・」と恨めしく天を仰ぎ、苦戦ながらのシャッターです。

 今日の仕上げは奈良・宇陀の桜といえば又兵衛桜。樹齢300年とも伝わるの古木です。瀧桜(たきざくら)とも呼ばれ、地元の人々が長年にわたって、大事に護り育て上げた銘木桜です。どの方向から見ても畏敬の念を抱され、幸せを感じさせられました。

 さて、参加会員の作品の互選会が5月19日の月例会で行われ、優秀作は同点の2作が選ばれました。西村力会員作「村の誇り」と三井章好会員作「花曇り」です。

 

【春の撮影会】互選会 優秀作

 

 

 


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