クラシック同好会 10月活動報告

  
 会員にはすっかりお馴染みになった日本センチュリー四季コンサート、10月5日NHKホールで、ロシアの作曲家ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」とチャイコフスキーの「交響曲第4番」を聴きました。

 ピアニストは1991年生まれ、21才の北村朋幹さん。隣のF氏はオペラグラスをのぞきながら「若いなぁ!!」と感嘆しきり。演奏が始まると正にダイナミックにして繊細、客席をぐいぐい引き込んでいきます。若さに溢れるスケールの大きな演奏は印象的な第3楽章まで息切れする事無く観客を楽しませてくれました。
  
 ホルンの演奏で始まる、チャイコフスキーの交響曲4番は、第1楽章からオーケストラはエンジン全開、そして様々な楽器が特色を存分に発揮する曲でもあります。第3楽章は弦楽器のピツィカートが長く歯切れ良く続き、プロのテクニックを堪能させてくれました。そして第4楽章もフルパワーの中にエンディング、指揮の小泉和裕さん、オーケストラの皆さん、熱演有難う。
  
 このコンサートの模様は、12月23日早朝6時からBSプレミアム「特選オーケストラライブ」で、NHKFMでは10月28日にピアノ協奏曲が、11月25日に交響曲が「ブラボー!オーケストラ」(PM7時20分~8時20分)で放送されるそうです。是非、お聞き、ご覧下さい。
  
  
 次回は11月8日(木)大阪フィルハーモニー交響楽団、井上道義さん指揮の「マチネ・シンフォニー」を聴かせて頂く事になっています。いずれも昼間のコンサートを中心に楽しんでいます。参加してみたいな、という会員、準会員の方、事務局までご連絡下さい。 (出野)

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