秋の懇親会を 10/16開催

10月16日、大阪・中央電気倶楽部において、関西民放クラブの秋の懇親会が開かれました。この日、会場には久しぶりの再会を喜び合う笑顔があふれ、76名の会員が集いました。司会は西野理事。この半年間にご逝去された7名の会員に黙祷を捧げ、静かな雰囲気の中で会が始まりました。
続いて渡辺会長が挨拶。来賓紹介の後、来賓を代表して毎日放送の祖父江常務から、放送業界を取り巻く最近の話題にも触れながら、温かいご挨拶をいただきました。
次いで、恒例の「コールまかーな」による合唱が披露されました。「はるかなるサンタルチア」「フニクリ・フニクラ」「心の瞳(坂本九の遺作)」と続くステージでは、青木氏による曲目解説もあり、会場の多くが静かに耳を傾け、曲に思いを馳せました。日頃何気なく聴いていた歌の背景を知り、あらためて音楽の力を感じるひとときとなりました。
乾杯の音頭は関西テレビの和田由美取締役。明るくテンポのよいご発声でグラスが一斉に掲げられ、会場は一気に華やいだ雰囲気に包まれました。話題は旧交を温める思い出話から近況報告までさまざまで、笑い声の絶えない時間が流れました。今年の日本酒コーナーでは、「酒好き・旅好きな同好会」推薦の、関西の銘酒「紀土」「呉春」「白鷹(阪神タイガースラベル)」が用意され、人気銘柄は早々に空になりました。
また、展示コーナーには俳句や写真・陶芸の作品が並び、なかでも故・福田正史さんの写真がひときわ注目を集めました。亡くなられるわずか一か月前に撮影されたもので、奥様の心のこもったメッセージとともに紹介され、その作品は日本民放クラブ会長賞に選ばれています。会の中盤では新入会員の紹介があり、続いて傘寿を迎えられた6名の会員に記念品が贈られ、温かい拍手が送られました。節目を迎えられた方々の笑顔に、長年クラブを支えてきた歴史の重みが感じられました。
後半は「白秋バンド+2」が登場。「コールまかーな」の女性メンバー2名を加えた特別編成で、「上を向いて歩こう」「高校三年生」「明日があるさ」など、昭和の名曲を軽快に演奏。自然に手拍子が起こり、会場全体がひとつになりました。アンコールの声も上がりました。最後は全員で「関西民放クラブ歌」を合唱。西畠理事の威勢のよい手拍子による「大阪締め」で締めくくりました。
宮島 和正(TVA)

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