朗読劇 ~輪島「あけましておめでとう」が消えた日

〔イベントイベント紹介〕    元朝日放送アナウンサー 西野 義和
2024年1月1日に能登半島を襲った「能登半島地震」は、最大震度7、マグニチュード7.6、関連死を含めると死者は680人を超え、いまだに仮設住宅には2万人近い人が住んでいます。しかし世の中で起きる様々な出来事の波にのまれ、能登半島地震を思い起こすことはほとんどなくなってしまっています。マスコミでも取り上げる機会がすっかり減っています。しかし地元では今なお災害の後始末は終わっておらず、心の整理もつかないまま懸命に復興に向けて戦っている人たちがたくさんいるのです。
大阪府吹田市は、発災直後から市の職員を派遣するなど、今もなお、市を挙げて復興の手助けをしています。さらに防災意識を高める活動に力を入れています。そして、地震発生後取材を重ねたABCテレビの堀江政生アナウンサーも時の流れに流されてしまう現在の現状に歯がゆい思いを抱いていました。吹田市の後藤市長は堀江アナウンサーに「日が当たる公務員と当たらない公務員がいる。消防、警察、教職員は前者、一般事務職は後者。どちらもいないと行政は回らない」と語ったそうです。その言葉に堀江アナウンサーは、映像的には出来なくても朗読劇なら能登半島地震の真の姿を表現出来るのではないかと思い執筆を始め、完成したのが今回の朗読劇です。
朗読するのはABCテレビの現役アナウンサー6人にOBアナウンサー2人が加わり8人でのチャレンジになります。西野も末席で朗読しています。

朗読劇 輪島『あけましておめでとう』が消えた日
【日時】 2026年 1月13日(火)、 1月14日(水)
開演 13:00 (開場 12:15)
【会場】 吹田市文化会館 メイシアター中ホール
(吹田市泉町2丁目29‐1)
【申込】入場無料 ~事前予約制
(下のQRコードを読み取りお申し込みください)
【主催】 朗読劇 輪島『あけましておめでとう』が消えた日実行委員会
【共催】 吹田市

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