神々の島‘隠岐’は1万年前に離島となった⁈
島根半島の北方数十キロに4つの大きな島々がある。まだ暑さの厳しい8月の末に、倒幕の二人の天皇が流されたこの島々~隠岐~を訪ねた。
この倒幕の一人は“承久の乱”で敗れた後鳥羽上皇で、もう一人は約100年後の“元弘の乱(1331年)”で敗れた後醍醐天皇だ。 だが、この不屈の後醍醐天皇は一年足らずでここを脱出し、とうとう鎌倉幕府を倒し,建武の中興を成し遂げます。
ところで、標記の件は、隠岐の島は数百万年前の火山活動によって生まれ、現在のような離島となったのは氷河期後の約一万年前だということです。このような大地の成り立ち(ジオパーク)に興味を持った多くの若者が訪れていました。
渡辺克信(ABC)