大盛況だったライブ・イン篠山

2023年に関西民放クラブの新人理事3人を中心に結成した「白秋バンド」。関西民放クラブの懇親会や総会、またデイサービス施設へ出向き、ライブを楽しんで頂いています。2025年4月からは、華やかで明るい女性デュオ「うえまち小町」が加入し『白秋小町バンド』として活動しています。

丹波篠山にポツンと立つ黒石ホール

2025年9月17日、初めて一般のお客さんの前でのライブです。会場は丹波篠山の山奥にポツンと立つ黒石ホール、キャパはおよそ40人。私と35年間、親しく付き合っている藤本定一さんが、地域の人に集ってもらい、喜んでもらおうと自費で倉庫を改築した小さなホールです。開催は数か月に一度、アマチュア・ミュージシャンのライブ、噺家を呼んでの落語会、講演会とバラエティーに富んだ内容で、大変喜ばれています。

白秋小町の熱演!

「六甲おろし」の大合唱で大盛り上がり

ライブの前々日、「うえまち小町」の沢井則江さんが体調を崩し、急遽、宮脇知恵さんが代打で来て下さいました。元ABⅭアナウンサー西野義和さんの軽妙な司会でライブはスタート。プロミュージシャンの正木恭彦さんのギターと名手美田政志さんのベースをバックに、「うえまち小町」の美しいハーモニーと、塚本けいこさんの楽しいお喋り、そして何よりもお二人の満面の笑みで会場の皆さんはノリノリです。「ラストダンスは私に」、「恋のバカンス」他、お馴染みのヒット曲の数々、ぶっつけ本番で、うえまち小町は素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。宮脇知恵さんには感謝の言葉しかありません。
続いて「白秋バンド」のステージ。「思い出の渚」、「あの時君は若かった」に続いて三曲目から「うえまち小町」のコーラスが入るコラボで懐かしい昭和歌謡。いよいよフィナーレ。この曲を入れないわけにはいきません、会場の皆さんと一緒に「六甲おろし」の大合唱です。西野さんの優勝時実況中継アナウンス「…センター近本が球をとりました~阪神タイガース優勝!!」にかぶせるようにギターのイントロが始まり、皆さんも手拍子。こぶしを突き上げ最高潮に盛り上がり終演となりました。

アンコールで正木恭彦さんが熱唱

メンバー集合写真、後列左端が藤本定一さん

そしてアンコールの声がホールに鳴り響き渡り、正木さんが登場。曲目は「ラブイズオーバー」と「時の流れに身をまかせ」。会場の雰囲気は一転、甘く切なく哀愁漂う、心に染み入る歌声で会場の皆さんを魅了、まさに感動のるつぼです。中には目頭を押さえすすり泣いておられる姿も見られました。流石です、正木さん!

ライブ終了後は打ち上げ、場所を藤本さんが経営する時夢館(ねじき蕎麦)二階のテラスに移動、スタッフの皆さんの心尽くしのおもてなしにメンバーは大感激。心地よい疲労感に包まれながら、丹波篠山を後にし、翌日は感動と興奮が冷めやらぬ朝を迎えました。温かい声援、黒石ホールの皆さんの最高のおもてなし、そして素晴しきバンド仲間たちと至福の時を過ごすことができました。感謝、感謝。メンバーの思いは皆同じ、観客の皆さんの笑顔を見ると、次も頑張ろうという気持ちになりますバンド一の感激屋、サイドギターの鈴木優さん曰く「白秋小町は余生の宝です」「白秋小町」の道は、まだまだ続きます…
川崎宏(ABⅭ)

 

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