活動報告 クラシック同好会

5月以来のザ・シンフォニーホール、随分久しぶりのような気がします。9月例会は日本センチュリー響の定期演奏会でした。ブルッフ作曲「スコットランド幻想曲」とウォルトンの「交響曲第1番」を聴きました。
指揮は太田弦、30才の若さで今年4月から九州交響楽団の首席指揮者に就任しています。最近、演奏家、指揮者を含めて若い力が台頭、各オーケストラのコンサートを聴いていると、お客さんの層も若返っているような気がしてかつて業界に身を置いた者としては嬉しい事です。
コンサート前半の「スコットランド幻想曲」は前田妃奈のヴァイオリン、山地梨保のハープがリードしながらスコットランド民謡を聞かせてくれます。マックス・ブルッフはドイツ人ですが、作曲にあたってイギリスの詩人、歴史小説家の影響を受けたと、プログラムノートにあります。メロディは時に物悲しく、時に勇気に満ちて、日本人の琴線に触れるようです。初めて聴く曲でしたが、何となく以前どこかで出会った事があるような不思議な感覚を覚える、もう一度聴いてみたい一曲でした。
因みに前田、山地ともに大阪府の出身、これからも注目しましょう。
ウイリアム・ウォルトンは20世紀、イギリスを代表する作曲家でプログラムによると、エリザベス女王の戴冠式行進曲を作曲したとの事、そう聞くと何となく身近な感じがします。“格調高い”、“厚みのある”と言うのがこれまでに何度か聴いた私の印象ですが、この交響曲第1番もそんな印象でした。ステージ一番上の段にはティンパニが2セット、それだけでも圧倒されますが太田マエストロは若さ一杯、客席に豪華な音楽を届けてくれ、参加した同好会メンバーは「久しぶりに音楽に浸りました」と感想を寄せてくれました。

出野徹之(KTV)

 

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