1999年から陶芸教室に通い始めましたが、2019年頃から「終末時計」を意識したオブジェ作品が多くなりました。
掲載の1点目は「崩壊寸前の地球」をイメージ。赤土を手びねりで円筒形に積み上げ、2ミリ幅の横筋を底から上まで隙間無く付けた後、内側から手で外側に丸くなるように押す。この時、割れるのを防ぐため最初から土を厚くするのがコツ。そして、ヘアドライヤーの熱風を満遍なく当てると「ごらんのような」ひび割れが出来ます。
釉薬は青イラボと火鉢灰釉薬。大きさは縦横22cm前後。重量2.8kg。
掲載の2点目は「終末時計」が90秒前と短くなったことから、内部から希望の灯りを灯す「ピラミッド」に挑戦。組み立てるのが難しく、教室仲間の助けを得て完成。土は古陶小、釉薬は織部。高さ42cm、底辺36cm、斜辺46cm。重量4.7kg。
「終末時計」は今年も縮みそうだ。