散策同好会 第200回記念祝賀会

 

散策同好会は、2024年6月13日(木)大阪・天満橋一丁目の旧桜宮公会堂で「第200回記念祝賀会」を開催し、61人が出席して祝いました。平成元年(1989)から35年かけて積み上げてきた200回の歩み、コーラス同好会「コールまかーな」の友情出演もあり、約2時間、美味しいフランス料理をいただきながら、思い出話に花を咲かせました。

岩渕輝義理事長の祝辞


重厚なギリシャ建築風玄関(重要文化財)を備え、大川沿いの緑の中に佇む旧公会堂。その雰囲気あるメインダイニングルームを借り切っての祝賀会。正午、岩渕輝義理事長の祝辞、乾杯で始まり、混声合唱団「コールまかーな」約20人が中央ステージに上って、春と夏をテーマにした四季メドレーを見事なハーモニーで披露、祝賀会は一気に盛り上がりました。合唱団の青木和雄マネージャーは「昨年の合唱団30周年記念コンサートに続き、喜びを共にすることで同好会同士の絆が深まった」と述べ、盛大な拍手を受けました。

志風洋子・散策同好会世話人代表


伊藤妙子さん

志風洋子・散策同好会世話人代表の司会で、祝賀会は和やかに進行。次々とタイミングよく提供されるコース料理、飲み放題付きで、ビール、ワイン、梅酒など、お酒も進んだところ、元散策ゲスト会員の伊藤妙子さんがオペラ「フィガロの結婚」、「ラボエーム」から、恋の歌各1曲を情感たっぷりに披露。「80歳からオペラの勉強を始めて8年」との紹介に驚きの声が聞こえました。「コールまかーな」にもオーバー90歳会員が数名おられるとのこと。散策同好会も高齢化が進み、会員数の漸減に直面していますが、皆さんに元気を与えてくれる歌の数々でした。

こうして約2時間、デザート、コーヒーを頂いて、全員の記念写真を室内で撮ろうとしたところ、お店の方が重厚な正面玄関への扉を開けてくださり、普段は立ち入り禁止の玄関前舞台を使っての、思い出深い記念撮影ができました。

この日の例会は、近くの造幣局博物館の見学と合わせて実施。午前20名、午後25名の2班に分かれて行いました。旧公会堂は、明治4年建設の旧造幣寮(現、造幣局)玄関を移築し、昭和10年建築された明治天皇記念館を引き継ぐ施設。大阪の近代史に大きな足跡を残す地域での、散策同好会200回記念祝賀会は、天候にも恵まれ、和やかに終了。同好会は高齢化にふさわしい形を求めて、新たな時代に踏み出します。最後にこの祝賀会を支援して頂いた民放クラブ理事会の皆様、新旧会員の皆さまに厚く感謝申し上げます。

(文責 世話人・田仲和彦)

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