「吉本新喜劇」を初めて鑑賞して、大爆笑!!

「吉本新喜劇」を初めて鑑賞して、大爆笑!!
髙井久雄(KTV)

♪ホンワカパッパ ホンワカホンワカ ホンワカホンワカ ホン♪
なんばグランド花月劇場の客席に、おなじみのメロディーが流れる。お待ちかね「吉本新喜劇」の開幕だ!

75回を数える「落語(上方芸能)を楽しむ会」例会で初めてとなる、なんばグランド花月・本公演の鑑賞を企画したが、さすが吉本さん、他では当たり前の団体割引料金がない!5000円の料金は高いし参加者が少ないのでは、と危惧したが、なんといつもより多い25人もの会員が集まった。

4月25日14時30分からの本公演は、まず若手の漫才、コントから始まる。この日は、ぼる塾、そいつどいつ、アキナと続き、桂三度の落語、2丁拳銃の漫才を挟んで、この日だけの特別企画「ポケットミュージカルス」があった。島田珠代のパワフルな怪演やほんこん(130R)の飛び入りで大いに笑わせた後は、芸能生活60周年の御大・西川きよし、上方漫才大賞を受賞したことのある実力派テンダラー、漫才界のレジェンド・オール阪神巨人が出演し、さすがの至芸で観客を沸かせて休憩となった。

休憩の後は、いよいよ「吉本新喜劇」だ。この日の演目は「寛平爺さんの老いては子に従え、孫に助けられ!?」、吉本新喜劇のGM・間寛平が珍しく新喜劇に出演して座長を務める、というGW直前の特別興行である。脇を新喜劇の座長・吉田裕、山田花子、青野敏行らが固め、老人ホームを舞台としたドタバタを繰り広げる。寛平はセリフがあまり入っていないのか、アドリブを連発して他の出演者を困らせ、客席は爆笑のウズ。会員の皆さんも腹をかかえて笑い、16時55分に閉演予定のはずが、終わったらなんと17時25分という、出演者も大盛り上がりの公演だった。

意外と関西人は、劇場に足を運んでまで「吉本新喜劇」を見ることは少ないので、この機会に見ておこう、という会員が多く、満足していただけたようだ。今後はこの同好会の定番メニューとして、「吉本新喜劇」鑑賞を定期的に設定しよう、と思った次第である。

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