猛暑の今年をどう乗りきれるのか?

猛暑の今年をどう乗りきれるのか?
                   伊藤妙子(KTV)

 メデイアの今年の梅雨明けの発表で猛暑警報を出しました。災害級になるということです。専門家の意見では、偏西風に大きな蛇行が見られること、これが2階建ての高気圧を生むということ、もう一つ世界的に影響を与えるのは、南米チリー、ペルー沖にエルニーニョが発生して、世界全体がひどく温められるということです。

 7/16,17の両日、群馬県前橋市で、翌日、名古屋や豊田市で39・1度を記録しました。観測史上最高温度は、令和2年8月12日、浜松市の41・1度に迫っています。

 日本や欧州の温帯で北半径の北側に冷たい空気、南側に熱い空気が、偏西風となって蛇行する。蛇行する帯ができるとそれがチベット高気圧で、その上に太平洋高気圧が重なる、2階立てになる。こうなると世界的にもうダメ、大猛暑を惹き起こす。危険な暑さはもう当たり前、我々はどうすればょいのか? 増える猛暑日は百年で3・4倍になった。屋内のエアコンの部屋しか、生きる場所はない。

 世界ではシベリアの森林火災には手が付けられない。欧州でも地中海沿岸に猛暑が理由の火事が頻発する。乾燥と熱気で、消防が追い付かない。中國北部と北京では、41・8度を記録、1960年以来の2番目の暑さだと発表せれた。寒冷地であるはずのシベリアも中東の山岳地帯も草木は枯れた。イタリアでは救急搬送が間に会わないで、死人が出る警報が出ている。体温は36度として、10分も外に立てば、40度を超える外気温で、直ぐに内臓がやられて、機能回復のないまま死ぬ。恐ろしい魔の時間は外出は絶対避けよとの事、コロナの自宅待機にそっくりではないか!!!私は昔から、夏はダメ人間になります。もうなっているよ。メールにも手が伸びない状態です。

 アメリカのカリフォルニア州の子供はアメリカ一の勉強嫌いのオバカ生徒は多いそうだが、これは暑さのせいじゃないかい?

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