【散策】第192回例会報告 「大津のサクラ名所を巡る 長等公園から三井寺へ」

 

 「大津のサクラ名所を巡る 長等公園から三井寺へ」

 サクラ満開の3月29日、散策同好会は写真同好会との合同例会を滋賀県大津市の長等山(ながらやま)山麓で開催しました。22名が参加、3年に及んだコロナ禍が大きな峠を超え、日常生活が戻り始めた春の一日、素晴らしい快晴にも恵まれて、満開のサクラを心から楽しみました。

 午前10時にJR大津駅に集合し、20分ほど歩いて長等公園へ。明治時代に県内初の都市公園として整備された同公園には、約900本の各種サクラが紅白の色鮮やかに一斉に咲いており、思わず歓声がもれました。公園奥の山道を少したどると琵琶湖を眺めわたす展望台もあり、その脇には「さざ浪や 滋賀の都はあれにしを むかしながらの山ざくらかな」と刻まれた歌碑。写真同好会のメンバー10人(内、4人は兼散策会員)は、思い思いのスタイルで撮影に夢中でした。

 11時から公園内にある「三橋節子美術館」へ。鎖骨腫瘍のため利き腕を失い2年間、画筆を左手に持ちかえて創作を続け、35歳で夭折した地元ゆかりの日本画家です。琵琶湖の伝説などを題材に、赤と黒を基調とする情感あふれる作品群を鑑賞。その後、長等神社前を経て、琵琶湖疎水の両岸を埋め尽くすサクラ並木に遭遇、ここでも写真同好会のメンバーが盛んにシャッターを切る姿がありました。

 ちょうど正午となり、三井寺仁王門わきの「レストラン風月」に向かいました。二階広間の昼食会場に入ると、窓一面に満開のサクラ。二つの同好会の代表から「合同開催」を喜ぶ挨拶があり、豊かな気分で「点心三井の晩鐘御膳」を頂きました。

 午後は、三井寺の自由散策。レストランそばの仁王門から広い境内に入ると、ちょうど「三井の晩鐘」の荘厳な鐘の音が聞こえ、境内1500本といわれるサクラが満開です。金堂からゆっくりサクラ並木をたどり、長い階段を上ると絶景スポットの観音堂。この頃は気温が20度近くまであがり、陽射しも強くなっていましたが、ベンチに座ってのお喋りを楽しむ女性散策会員の姿がありました。写真撮影を存分に楽しんでいただくため、自由解散としましたが、帰りの道案内が必要な方は午後2時半、仁王門に再び集合。琵琶湖疎水沿いの素晴らしいサクラ並木を楽しみながら、京阪電車・三井寺駅に向かいました。 

  (文責 散策世話人 田仲和彦)

TOP