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◎今回の作品は、3年越しにやっと開催された、
第42回「有閑人展」に出品するため制作した花器3点です。
長手の壷（大、小）と 釣瓶 の 桶です。
長手の壷（大、小）
◎土は特漉しの白土に、黒天目釉を流し掛け、乳白をスポンジにすいこ
ませ、搾りかけたものです。焼成は酸化。
寸法は大は直径約１４cm、高さ２７㎝、小は直径１１cm、高さ２０cmです。
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花器釣瓶の桶
◎ 使用した土は、信楽の赤土で、厚さ７ミリのたたらを使い、
つなぎ目は紐を作って、埋めました。
釉薬は１/２石灰透明釉をスプレーした上に、流麗伊羅保を
まだら掛けしました。焼成は、焼締め風に仕上げました。
寸法は、長辺が１４cm、短辺が１０cm、高さが２０cmです。
早川周三（MBS）