【散策】 第191回例会報告 「紅葉の京都を楽しむ、南禅寺、永観堂」

紅葉の京都を楽しむ、南禅寺、永観堂

 令和4年12月1日、散策同好会は今年度最後の例会を、「紅葉の京都を楽しむ、南禅寺、永観堂」と題して行いました。「真冬並みの寒気到来」との天気予報が出るなか、午前10時、京都地下鉄・蹴上駅に15人(男8、女7)が集合。インクライン下のトンネルを抜けて、南禅寺境内に入ると、明るい太陽、冷え込みもそれほどではなく、ホッと一息。

「大本山南禅寺」と掲げられた勅使門で、全員の記念写真を撮り、最初の見学地、天授庵へ。この秋は例年に比べ、紅葉の進み具合が早く、枯山水庭園のバックを飾る紅葉はすでに散り終わっていましたが、池泉回遊式庭園には、まだ少し残り、静かな秋の終りを楽しみました。このあと広い境内を自由散策。多くの方は、水路閣に向かい、築120年以上のおしゃれな煉瓦作りのアーチの前で、明治維新後の京都の事情など、歴史談義が花咲きました。

おしゃれな煉瓦作りのアーチの前で

 

 昼食会場は権太呂岡崎店。南禅寺三門から岡崎別邸街の小道をたどり向かいました。疎水脇に白い山茶花満開の生垣が美しく、この近辺に詳しい多くの会員にとっても初めて通る、風情たっぷりの素敵な小道でした。権太呂は人気のお蕎麦店、予定通り正午前に到着、2階の座敷で「天ざる御膳」を頂きました。話題の中心はWカップ開催中のサッカー。

散策

 

 

 午後は永観堂へ。コロナ禍前は参拝券を入手するのに1時間程度の行列を経験しましたが、この日は行列はなし。塀越しの紅葉が美しく、2度目の全員記念写真を撮って、総門をくぐりました。本格的な書院作りの釈迦堂で華やかな襖絵を、ご本尊「みかえり阿弥陀」が人気の阿弥陀堂で、じっくり仏様の横向き顔を鑑賞したあと、広い庭園へ。境内3000本と言われる京都屈指の楓、モミジは、最奥の多宝塔をバックにまだまだ艶やか。与謝野晶子の歌碑をめぐり、話も弾んで、午後2時ころ、今年度最後の例会は幕を閉じました。

(文責 田仲和彦)

南禅寺勅使門で、全員の記念写真

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