作陶時の感想と言われても・・・・・
「有閑人展」は朝日、毎日、神戸、京都新聞各社の「陶芸好き者」が集まり、
NHKを加えて、始めた展示会で1979年(s54)が第1回。今年で40回を数えました。
私は勿論途中参加でしたが、20年近く席を温めております。
第1回に参加した方は、もはや故人で、現在は新聞人に入れ替わって、放送人が
中心になっています。名前の付け方も「有閑人展」なんて名前を付けています。
そこで、私がその第40回の当番で、出品する作品を何にするか随分迷いました
が、松尾芭蕉の「奥の細道」が頭に浮かび、40回、(40年を費やしてやっとた
どり着いた)、「菅笠」に「お地蔵さん」に決めた次第です。
早川 周三(MBS)
菅笠
粘土:信楽赤土特漉し
焼成:電気窯 酸化焼成 焼締め風
寸法:直径 40㎝ 高さ 12㎝
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お地蔵さん
粘土:白御影土
焼成:信楽窄窯焼成(赤松自然釉)
寸法:高さ 30㎝ 直径 11㎝