写真同好会 2022/06/01
行き当たりばったり でも楽しかった撮影会
大阪メトロ大阪港駅。この日は西野会員のコーディネートによるモデル撮影会だ。モデルさんはアナウンサー希望の学生さん。2人は早くから大阪港駅に来ており、到着した参加者一人ひとりに丁寧なご挨拶をいただいた。10時、改札前に参加者9人が勢ぞろい。撮影会がスタート。とりあえず天保山に向うことに。一部の会員はエレベーターに向かう。集合場所の改札口は2階にある。1階までエレベーターを利用するのもこの会の特徴か。まあ許してほしい。
天保山は日本一の低い山?
海遊館が出来たおかげか、寂しかった町並みは整理され数多くの商店が並んでいた。そんな中15分位で天保山に到着。天保山(4.53m)は大阪港改修の時、余った泥土を集め盛り上がったのが成り立ち。国土地理院に日本一の低い山として認定されていた。2011年関東大震災の時、宮城県の日和山が津波によって削られ3mという低い山になってしまった。2014年国土地理院はその日和山を日本一低い山に認定した。我々大阪を愛する者には、いまだに天保山が日本一低い山だと思ってやまないが。(ちなみに1等三角点のある山で日本一低い山は、堺市にある蘇鉄山だそうだ)
撮影は順調にスタート
余談はさておき早速撮影開始。レフ版もきれいに当たって撮影は快調に進む。花に囲まれたモデル・観覧車をバックにはつらつとした彼女を撮りまくった。撮影場所をどこにするのか決まっているわけではなかった。次はどこに行こうか思案していると、天保山の目の前にある渡し船が無料で対岸まで渡してくれると聞き乗船することになった。渡し船は橋の代わりだという。市道の一部らしい。はじめて乗船するという会員が大半。少し揺れたが10分もかからずに対岸へ。下船したが撮影ポイントが見つからず、すぐに引き返す。
昼食後はサンタマリア号に乗船
海遊館に隣接する天保山マーケットプレイスで簡単な昼食。すぐ隣から出るサンタマリア号に乗船。船は13:00港を離れる。船内で全員の記念写真を撮った後すぐにモデル撮影開始。うずうずしていた会員の手が止まらない。シャッター音の連続。サンタマリア号も撮影も快調に進む。小一時間で湾内を一周、有意義な時間を過ごした。4年後に万博が開かれる夢洲。スポーツ施設のある舞洲の横を航海しているはずだったが、残念ながらなんの記憶もない。走行中の船内にすがすがしい風が吹き込んでいた記憶だけは鮮明に残る。
「晴れ男」がいるのか
マーケットプレイスで休憩したのち、撮影会は終了。全員が家族の待つ家庭に無事帰れますように祈りつつ解散した。お忙しい中撮影会にご協力していただき、終始笑顔で私たちに付き合っていただいたモデルさんには感謝でいっぱいだ。今後の活躍をお祈りする。またこの撮影会に尽力いただいた西野会員に感謝。おりしも雨が予想されていた5月25日。一滴の雨にも降られず撮影会が進行できたことに、これまた感謝。誰か「晴れ男」がいるのかな。(完)
車谷隆史(YTV)