私は長寿だと思います。
85歳で医者通いはゼロ、健康診断では医者からどうしてあなたは優秀な健康数値をお持ちなのか、秘訣を教えてくださいと言われる。
自分では何が秘訣なのか、医者に伝えることができません。ただ日頃か心掛けていることなどを列挙するだけでした。
①毎日が楽しい。
②体の不調がない。
③疲れたら休め。
④規則正しい生活をする。
⑤友人や趣味などは多ければ多いほど良い。
⑥自分の足でできる限り歩きたい。
⑦思考チャンネルは豊かな方が良い。
⑧健康に悪いことは控える。
⑨喜怒哀楽のコントロールが良い。
⑩精神を楽にするようにストレスを溜めない。、、、
つまり、頭の健康と内臓の健康と四肢の健康があればよいと思っています。
他にも沢山秘訣があるようですが、それには自分自身が気が付かない。実は無意識の体験的な習慣によるものが多いのでしょう。人見知りせず開放的に暮らしています。両親が、父が91歳、母が97歳で他界していますので、長生きの血統だともっています。
でも幼少時には虚弱児でしたから、両親に心配をかけ、自分もイジメラレッ子を経験したので、長じても無理はせず、長ーく、ノンビリ暮らしたいと思っていました。
問題があれば、努力して除去し、解決したいと思います。どの面からみても努力家でしょう?
青森県弘前市と京都府京丹後市は両極を為す街なのです。
弘前市は短命地域、京丹後市は長命地域の代表で、弘前大学と京都府立医科大学が共同して大量のビッグ・データを使って、長寿の秘訣を探ることにしました。
弘前市は平均寿命が1番短く、京丹後市は百歳以上の長寿者が全国の3倍もいるのです。各々65歳以上の高齢者の700人を対象に次の要領を調べてみました。
身長、体重、血液、断層撮影のCT、遺伝子検査、食事内容、生活スタイルなど、長寿にかかわる2000項目を調べました。その中から長寿と関連性がある424項目を対比したのです。
例えば
①個人的なことを話せる友人は何人いますか?の設問に弘前市では3.3人、京丹後市では4.1人。
②男性が家事にかける時間はどのくらいですか?の設問には弘前市は2時間、京丹後市では3時間。
③同居人数は弘前は3.3人、京丹後市は2.6人と少人数。
④味付けは弘前では塩分濃い目、京丹後市では味は薄目で動脈の壁が柔らかく、数値の多くが若者並みでありました。
京都医科大学の循環器内科教授の的場聖明(キヨアキ)さんは、長生きの人は大勢の人と沢山話し、社会との関りが大きい傾向にあると。
「大家族で暮らして誰かが世話をしてくれるより一人で暮らして何でもやることが長生きの秘訣だ。」と語ってくれました。
厚労省の調査では。H27年度、青森県男性は平均寿命78.67歳、女性85.93歳、ともに全国最下位。一方、京丹後市は人口10万当り百歳以上が全国平均の2.9倍だった。ヘエーツ
厳しい話では女性は80歳くらいから歩行困難が多く、認知症含み、男性は内臓に異変、感覚劣化が多い。問題を抱えての長生きは無用であると私は思うので、両親の長命以上には生きていたくない。それに長命は老人社会が若者に齎す国家的老害であると思っているので、長命だけにはこだわりたくない、そうかといって寿命は天命だしねえ、、、??
死にたい、死にたいというのが案外長生きなんだヨネ。
憎まれっ子、世に憚る。
(伊藤妙子)