第60回例会・歳末吉例女流大会
令和元年の最後は繁昌亭で出演者全員が女性という「歳末吉例女流大会」を楽しみました。
東京からは三遊亭菊千代が参加し、色物では女道楽・内海英華がお色気たっぷりに都々逸などを披露しました。
女道楽とは女性芸人が高座で歌や踊り、軽妙なトークを披露するもので、いまでは内海英華一人しかいません。
中トリは上方落語会女性部長を務める露の都で、演目は古典落語から「星野屋」。常連客、星野屋が馴染みの水茶屋の女の愛情を確かめるため心中話を持ち掛けるというはなし。男と女の三文芝居の駆け引きを見事に熱演し会場を沸かせました。
終って恒例の会員と出演者との交流会では、露の都から女流落語家ならではの苦労話を聞かせてもらいました。
次回は年明けの1月22日「初春文楽公演」。2月26日は上方舞と大蔵流狂言、落語のコラボを予定しています。
会員以外の方の参加もお待ちしています。
桑畑隆征(MBC)