上方歌舞伎は日頃舞台を脇から支える若手俳優達が主役を演じる会です。
指導は片岡秀太郎・仁左衛門さん兄弟などで、今年で29回目を迎えました。
「落語(上方芸能)を楽しむ会」としては今回初めてこの歌舞伎を鑑賞ました。演目は義太夫狂言の名作「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」より「熊谷陣屋」と「近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)堀川猿回しの場」で、若手俳優の熱のこもった演技に全員大満足でした。
終わって女方の片岡秀太郎さんから上方歌舞伎の歴史や指導の裏話などを聞いた後、会員有志でビールを傾け余韻に浸りました。
次回は10月28日(月)繁昌亭で、桂文珍などによる落語を楽しむことにしています。
桑畑隆征(MBC)