第52回 「落語(上方芸能)を楽しむ会」

 

立川志の輔独演会

 今もっとも客を呼べる噺家の一人と言われる「志の輔落語」を京都で聞きました。

 この日の題は「大河への道・伊能忠敬」。およそ落語とは縁のない人物をどのようにして落語にしたか。それはNHKの大河ドラマ熱を利用して、忠敬の出身地、千葉県がNHKに架空の「伊能忠敬物語」を売り込もうという設定で始まります。

 西田敏行の配役は江戸時代にしては栄養が良すぎるとかプロジェクトチームのドタバタを通して忠敬の業績を語るわけです。およそ2時間の話の芸はあっという間に過ぎ、会員は大満足でした。

 次回は10月10日新世界で大衆演劇を観ます。

MBC桑畑隆征

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