創立30周年記念式典、総会と懇親会は4月13日(金)、太閤園で開かれた。朝から快晴に恵まれ、ここ10年来では最多の163名が参加、30周年の記念総会を盛り上げた。
今年はさくらの開花が早く、造幣局の「通り抜け」も最後の見ごろだったが、太閤園のガーデンルームには今が盛りと「後期高齢者」が咲き誇っていた。
総会は、まず会長の開会挨拶に続き、議長に西村嘉郎会長を選出して議事に入った。先ず、鈴木正晴理事長が平成29年度の活動報告と30年度の活動方針をを説明。
昨年度の、東名阪ゴルフ大会では4回目にして初めて団体、個人優勝を成し遂げた。また、メディアウオッチングでは現役とも交流を深めようと、関西民放各社のプロジューサーを招いてテレビ局の「今」を聞く会を開いた。
本年度の活動方針では、関西民放クラブ創立30周年を盛り上げるべく、春の総会から秋の懇親会までの半年間、同好会を中心に記念行事を次々に繰り出す。それが会員増強につながればと期待している。具体的な記念行事としては「東名阪ゴルフ会」「ダンス大会(熱海で)」「漱石を読む会(熊本でゆかりの地を訪れる)」のほか囲碁、俳句、川柳なども、他の民放クラブとの交流を検討していると報告。
引き続き、議案4件が諮られた。
まず平成29年度決算と平成30年度予算案を森本征夫事務局長が説明。決算説明では支出は抑えられたが、会員減に伴う収入減が赤字基調の要因とされた。出野徹之監事から活動全般、会計処理とも適正と認めると報告があった。
続いて「関西民放クラブ規約改正」の件と「役員人事」の件が諮られた。
規約改正では、「第5条(会員)の(3)準会員を削除し、(1)正会員に(イ)(ロ)を新設する。(イ)は民間放送に在籍したもの。およびその配偶者。(ロ)は関西民放クラブの活動に於いて指導的立場での方で理事会が入会を認めたもの。」とする。
また、「役員」の件では、新理事候補に江口和之氏(TVO)、吉村久充氏(YTV)を指名、中川民雄監事はしばらく静養すると説明した。
4議案は出席の会員により承認された。
最後に協賛各社に感謝状を贈呈し、めでたく総会は終了した。
引き続き、西川きよし氏の記念講演、日本民放クラブ村上光一会長の発生で乾杯、懇親会がスタート、想い出話で盛り上がり、30周年にふさわしい和やかな催しとなった。
(KTV鈴木正勝)