「良いものを聴かせて頂きました」思わず、そんな感想を述べたくなるピアノ協奏曲でした。
8月例会では大阪交響楽団の名曲コンサートを聴かせて頂きました。外山雄三氏の指揮で先ず、歌劇「ルスランとリュドミラ序曲」、聴くと気持ちがスカッとしますよ、と会員諸氏に紹介しました。
続いて前述のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、演奏は先日NHKの「らららクラシック」にも登場した期待の若手、1996年生まれの松田華音。高音まで綺麗に響く、煌めくような音色には、ただただウットリという印象です。
第2楽章はピアノと木管のロマンチックなやりとりが美しく、今回参加の12人全員が2階席だったのですが「良い音がしたねぇ、、」と感慨深げに感想を漏らした会員の言葉が全てを物語っていました。
後半はチャイコフスキー「白鳥の湖」から3曲、ハチャトゥリアンのお馴染み「剣の舞」など3曲が怒涛のように演奏され大いに盛り上がって終演となりました。
最後に、6才でモスクワに渡って以来ロシアで勉強した松田華音のお辞儀が外国人風、お辞儀の綺麗さでは定評のある外山雄三氏と対称的で面白かったです。
(世話人:出野)