囲碁同好会、全日空OBと定期戦  丹羽3段(KTV)が優勝

 

  丹羽3段(KTV)が優勝、尾崎初段(ABC)が準優勝

 囲碁同好会と全日空パイロットOBとの第17回囲碁定期戦が4月22日、大阪国際空港内の関西航空人倶楽部で開かれた。優勝は丹羽3段(KTV)、準優勝は尾崎初段(ABC)と関西民放クラブが上位を占めた。これは第12回大会の牧野7段(ABC)と長崎5段(ABC)が上位を占めて以来のことで、民放クラブ側は久しぶりに溜飲を下げた。団体戦も18勝12敗と民放クラブが勝利した。


この大会は春秋の年2回、同倶楽部で開かれている恒例の行事で、参加者は民放が10人、全日空が10人と同数だった。民放の参加者は上記4人のほか、松岡4段(ABC)、水田3段(ABC),中嶋3段(TVO),齋藤2段(MBS),矢澤1級(ABC),中川2級(TVO)だった。実力が同程度の段級位者同士で3局ずつ打って勝敗を競うもので、今回は3戦全勝者が3人いたが、大会規定に基づき、勝ち目数が多い者から表彰を受けた。5時間近い熱戦の後の表彰式では、上位3人のほか、NP賞(勝ち目数が最も0に近い人)を獲得した松岡4段らに金一封が贈られた。次いで懇親会が開かれ、熱戦の後を振り返ったり、パイロットにまつわる最近の航空事故などに話の花が咲いた。次回開催は11月25日と決まった。

(TVO 中川民雄)

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