囲碁同好会は2月4~5日鳥取の名湯・三朝温泉で毎冬恒例の強化合宿を行った。
4日に大阪駅に集合し、スーパーはくと3号で倉吉へ。名物のそばで腹ごしらえした後、白壁土蔵の古い町並みを散策した。かつては大いに繁栄したことをうかがわせるものだったが、当時、鉄と綿花がこの地に富をもたらしたということだった。
このあと、旅館の送迎バスで今日の宿、依山楼岩崎へ。この宿は昭和天皇、今上天皇、皇太子殿下が滞在したことがある由緒ある名旅館である。
旅装を解いたら、早速、対局が始まり、夕食をはさんでまた対局、さらに翌5日もチェックアウトまでの寸暇を惜しんで囲碁を楽しんだ。
この合宿のもう一つの楽しみである温泉とグルメも期待通りのものだった。温泉は6つの湯船があって、泉質もよく、効能豊かなラジウム蒸気風呂が好評だった。食事はもちろんカニ三昧で、質量ともに満足させられた。
なお、参加したのは牧野7段、長崎5段、松岡4段、尾崎初段(以上ABC)、中嶋3段、中川2級(以上TVO)の6人だった。
(TVO 中川民雄)