第30回 「落語(上方芸能)を楽しむ会」  初春文楽公演

初春文楽を楽しんできました。
平成27年の幕開けは、久々に文楽を鑑賞した。

 1月21日「初春文楽公演」の昼公演を楽しんだのは37人の会員。年明けとあって、会場には着物姿の女性も多く、舞台にはにらみ鯛の飾りつけがされているなど、華やかな雰囲気であった。

 文楽鑑賞は、平成25年7月と翌26年1月にもミニ鑑賞会を開き、今回は3回目である。
大阪市の支援が厳しくなった中、何とか力になりたいと企画した。

 まず新年らしく近畿圏の四季折々の情景を綴った舞踊「花競四季寿」で幕開け、次いで今回の見もの「彦山権現誓助剣」。吉田玉女と吉田和生の人形、浄瑠璃は豊竹咲大夫、鶴澤燕三らで、重厚感あふれる舞台をみせた。最後は幕が開くや、ほーと感嘆のため息が聞こえる満開の桜が華やかな「義経千本桜・道行初音旅」。桐竹勘十郎の静御前と吉田幸助の狐忠信が、華やかで豪快な物語を舞い踊り、感嘆させた。

 終演後は、劇場前で揃って記念撮影、余韻に浸りながら家路についたのだった。

 なお、次回の「落語をたのしむ会」は、2月11日(水)、天満天神繁昌亭で、マジカル落語や手品、笑福亭仁智の落語などで初笑いをお楽しみいただきます。多少予備がありますので、ご希望の方は至急お申し込みください。


(MBS上村十三子)

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