151回 散策 生駒山、宝山寺、石切を歩く

 

生駒山、宝山寺、石切を歩く

6月5日予定していた散策も、大雨、強風の予報により、前日に一週間延期して急遽12日に変更。出席者も当初の40名の予定から24名となりました。

先ずは大正七年開業と云われるケーブルカーで、標高642mの生駒山頂へ。 やや曇り空ながら、アベノハルカスなど望む大阪平野の眺望を楽しみ、民放各社のテレビ塔を見学して、山腹の梅屋敷駅で下車し宝山寺へ。

宝山寺は延宝六年(1678年)湛海律師が開いた寺で「生駒の聖天さん」とよばれ商売の神様として全国的な信仰を集めています。奥の院の参道には、階段の左右に地蔵さんが並び、多宝塔、文殊堂、巨岩をバックにした本堂など拝観して石切駅へ。

石切・セイリュウのスカイラウンジで大阪市を見下ろしながら昼食。次に石切参道商店街へ。
石切駅から坂道を下ると両側にぎっしり商店が並んだ細い道に出会います。これが石切参道商店街です。

少し下ると高さ6mの石切大仏が見えてきます。この大仏は「赤まむし」でおなじみの坂本漢方薬の主人、坂本さんが昭和55年に建てたものです。

数多くの占い、食料品店、漢方薬、七福神の石像を置いた店や食堂など昭和の初期を思い出させるような独特の雰囲気の中を下っていくと石切剣箭神社に到着。神武天皇二年の創建と伝えられ「でんぼ(腫物)の神様」として親しまれ、本殿の前と神社入り口にある百度石の間を行き来するお百度参りが全国的に有名。

参拝後近くの新石切駅で解散しました。当日のニュースによると兵庫や京都では突風や雹で被害が出たとの事。途中で小雨に遭いましたがまずまずの天候でした。
(佐伯武夫)

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