アメリカのクラシック作曲家は?と聞かれてもすぐには答えが出てきませんが、ガーシュインという名前がヒントならば「パリのアメリカ人」「ラプソディ・イン・ブルー」という曲名と印象的なメロディが浮かんでくる方も多いのでは?
同好会会員のお一人もガーシュイン好き、“病み上がりのリハビリに”参加して下さいました。
日本センチュリー四季・夏コンサート(7月5日・いずみホール)で、もう一人のアメリカ人作曲家・コープランドの曲とともにアメリカンサウンドを楽しみました。気のせいばかりではなく“ジャズ”っぽいメロディとリズムがちりばめられ、思わず体で拍子をとりたくなるコンサートでした。
指揮はポーランドの新星、ミハウ・ドヴォジンスキ、「ラプソディ」のピアノは、ロシアのアンドレイ・コロベイニコフ、28才。東欧の若手二人が見事に“アメリカ”を聴かせてくれました。打楽器が大活躍の4曲、センチュリーのライブラリアンに聞くと合計14種類が使われたとのこと。
写真「長細い」楽器はコープランドのバレエ音楽「ロデオ」で使われたムチ(英語ではウィップ)、持っているのは首席の安永友昭さん。打楽器担当・廣川祐史さんが持っているのはウッドブロック、「ポクポク・・・」と心弾む音を聴かせてくれます。
明るく、楽しく、賑やかなサウンドの後は、「やっぱりビールでしょう」と京橋に寄り道したくなるコンサートでした。
(世話人:出野)