平成26年度総会・春季懇親会は4月11日、例年通り太閤園で行われた。今年は、造幣局の「通り寝け」がこの日から始まったことから、大川端周辺は花見のお客さんで大賑わいだった。
会場の太閤園の庭園は早や新緑の候となり、青空のもと眩しいほど若葉が煌めいていた。来賓としてお招きした日本民放クラブの武本宏一理事長も「関東の総会の日は、雨がよく降るが、関西はいつも上天気でうらやましい」と話していた。
参加者は127名。去年より7名とはいえ増えたことは嬉しい限りだ。まず西村嘉郎会長が「消費税が上がり、年金生活者の生活は苦しいが、こんな時代こそ、金を使わずより豊かな生活が出来る、我々の活動が重要になる。22ある同好会を積極的に活用して意義ある民放クラブライフを楽しんでいただきたい」と挨拶。
つづいて、鈴木理事長が25年度の一般活動報告と今年度の主な活動予定について報告、東名阪の対抗ゴルフ大会や病ダレ講演会、散策同好会の琵琶湖クルーズなどに関心が集まった。
そのあと、伊藤事務局長が25年度決算と26年度予算を説明、中川監事の監査報告があり、議事は満場一致で承認され、第一部の総会は終了した。、
第2部は講演会。スピーカーは今何かと話題の多いNHKの”元会長福地茂雄氏”、アサヒビールの社長・会長を歴任した経験も踏まえ「変革の時代」を語った。「現場で現物を現実に」とか「想定外を想定内に」とか座右の銘にしたいような言葉、話題を次々話してくれた。
第3部は懇親会。MBSの河内一友社長、KTVの福井澄郎社長、WBSの中嶋章雄はじめ8人のご来賓を迎え、代表してMBSの河内社長が「2020年7月24日東京オリンピック開会式のテレビ放送は”4K”になるのではないか。また、ラジオ中波のFM化など放送界も変革の時代にさらされている」と話した。
その後「関西民放クラブの歌=いきいき夢を」を全員で合唱。
武本民放クラブ理事長の乾杯で宴に入った。宴会場及び中庭に用意された天ぷらやソバの屋台を囲み談笑、一年ぶりに顔を合わせた人たちも「やあやあ」とあっという間にいつもながらの交友の輪が広がっていった。
最後は恒例となっている川越理事の一本締めでお開きとなり、次は10月の懇親会か?いやその前にゴルフも落語、文楽、食べる会もあるよなどといながら三々五々太閤園を後にした。