囲碁同好会は7人が参加し、20年に1度のお祭り、第62回神宮式年遷宮でにぎわう春の伊勢路を旅した。
3月3日、難波に集まり、近鉄電車の新型車両「しまかぜ」に乗って旅が始まった。「しまかぜ」は座席が横3席でゆったりし、シートはマッサージ機能付きで飛行機並みの豪華さとあって皆大満足。
昼過ぎ、宇治山田駅に着いて、すぐ内宮を参拝、その後、おかげ横丁を散策したが、月曜日だというのにごった返すような人出だった。遷宮最大のお祭り「遷宮」は昨年10月に済んでいるのに余熱はまだ十分残っていた。
今日の宿は的矢湾に浮かぶ渡鹿野島の福寿荘。この島はかつてバブルの時代、風俗営業で名をはせたところだが、現在は女性客も多く、島の様相は大きく変わっていた。宿に着くと早速、軽く1局。
温泉につかった後は夕食。そもそもこの地を選んだのは伊勢湾で獲れる安乗ふぐ(とらふぐ)を食べようというもので、当然、夕食はふぐ会席だった。やはり天然のふぐの味は格別で、一同舌鼓を打った。
夕食後に囲碁を再開、12時近くまで熱戦を繰り広げた。 翌日もまた、チェックアウト時間まで囲碁をするという囲碁三昧の充実した「春の強化合宿」となった。
(TVO 中川民雄)