普段、オーケストラの練習場でリハーサル風景を見る機会はあまりありません。
1月25日、翌日の日本センチュリー交響楽団「四季・冬コンサート」を前に服部緑地の練習場で一時間、サポートメンバーの皆さんと一緒に、序曲「リュイ・ブラース」、交響曲第三番「スコットランド」のリハーサルを見学しました。
指揮はダグラス・ボストック、長身を一杯に使ったり小さくかがんだり、曲に表情をつけていきます。所々ストップをかけては細かい修正を加えると素人が聴いても明らかに変化していく様子が解ります。
翌日、いずみホールでの本番、中国人のジジョン・ワンのヴァイオリン協奏曲を加えて、「オール・メンデルスゾーン」プログラムです。
美しい協奏曲に場内ウットリ、カーテンコールが続いてアンコールとなりました。「スコットランド」もファンの多い名曲、ホールで聴くと練習場の数倍の響きが感じられ改めて“コンサートホール”の役割を実感しました。
今回はオマケがつきました。センチュリー特別演奏会に同好会メンバーが招待されたのです。
1月9日新春の香り冷めやらぬ一日、4月から首席指揮者に就任する、飯森範親の指揮でマーラーの交響曲「巨人」などを聴かせて頂きました。
センチュリーの皆さん、お年玉を有難うございました。(世話人・出野)