クラシック同好会 10月例会

 
 同好会がスタートして約2年半、18回目の例会で初めて「歌モノ」のコンサート。
 
 しかも今、関西で今、最も輝いている歌い手の中の二人、ソプラノ・尾崎比佐子、テノール・松本薫平が、今年生誕200年のヴェルディを歌うという、日本センチュリー交響楽団四季・秋コンサートは何とも贅沢な2時間でした。指揮はオペラ公演で定評のある現田茂夫、全て暗譜で振りました。

 
 歌劇「運命の力」序曲で始まったコンサートは2曲目に早くも松本薫平の“女心の歌”(歌劇・リゴレットより)でエンジン全開、会場から「ブラボォ!」があちこちから飛んで、大いに盛り上がります。
  
 「トロヴァトーレ」より“見よ、恐ろしい炎を”、「シチリア島の夕べの祈り」序曲と続いて、前半の最後に尾崎比佐子登場、歌劇「ドン・カルロ」より“世のむなしさを知る君”を情感、ボリュームたっぷりに歌い上げました。
  
 後半は二人の歌手でお馴染み「椿姫」ハイライト、そしてアンコールは勿論、「乾杯の歌」。
  
 “声”という“楽器”で人々を酔わせるオペラ歌手の魅力と凄さ、そしてヴェルディの魅力をたっぷりと聴かせてもらったコンサートでした。
  
 次回は、来年1月26日(日)、いずみホールで、日本センチュリー響、四季・冬コンサート「オール・メンデルスゾーンプログラム」を聴きます。
  
 クラシック同好会では会員の皆さんのご参加をお待ちしています。

 

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