落語家 笑福亭松喬氏 逝く

 
  昨年10月12日、関西民放クラブ秋の懇親会に講師として来て頂いた笑福亭松喬さんが肝臓がんのため7月30日に亡くなられました。
 
 8月1日大阪市阿倍野区の、大阪市立葬祭場やすらぎ天空館で行われたお通夜に、講演をお願いした担当者として参列、お礼とお別れを申し上げてきました。会場では桂三枝さん、桂ざこばさん、旭堂南陵さんといったお仲間、放送関係者らおよそ600人が参列、故人の冥福を祈っていました。
 
 関西民放クラブの講演では、末期の肝臓がんと闘いながら「ここまで生きて来られたのは“笑い”と“気力”のお陰。病は気からと言いますが、“奇跡は起こるものではなく起こすもの”だと信じています」と語って、私たち会員に勇気と希望を与えて下さいました。
 
 上方落語界の大看板として、これからの活躍が大いに期待されていた松喬さん、62才のご他界は残念としか言いようがありません。
 
 関西民放クラブ会員一同、心からご冥福をお祈り申し上げます。  合掌
                             (出野徹之 記)
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