わくわくお買い物

Posted by on 2021年10月03日

 

わくわくお買い物

  最近は出かけることも少なくなり、ショッピングもしない。洋服もいらないし、化粧品もいらない。使うのはたまに出かけたついでによるデパ地下くらい。でも、最近わくわくする買い物をした。スニーカーと万年筆である。「セーラー服と機関銃」じゃないけど「スニーカーと万年筆」

 靴は若いころと違って、ハイヒールなんて履かなくなって久しいし、もっぱらペッタンコの靴かスニーカーである。スニーカーも全然傷まないし、旅行にも散歩にもちょっとしたお出かけにも、愛用している。愛用しているのは、グレイと紺色のスニーカーの二足。さすが同じものばかり履いていると飽いてきたので、新しいのを買うことにした。おなじみABCマートを覗き、あれこれ品定め。黒をベースにしてピンクが入っているのを選んだ。足慣らしに事務局へ。すぐに足になじんだ。来月のピクニックにも履いていこう!

 もう一つ、最近なぜか万年筆が欲しくなった。字を書くのはワードが殆どになり、手書きで書く機会も減ったが、たまに書くはがきもボールペンではつまらない。若いころは万年筆を持っていた。多分モンブランだった。大作家が10万円もする太字のウオーターマンを使っているとか、ペリカンだとか、パーカーに憧れたものだ。そのうち世は便利なボールペンに代わり、今度はワープロ、PCのワードになり代わってしまった。字が上手ではないので、年賀状に一言添え書きする自筆も恥ずかしい。万年筆だったら味が出て、ヘタウマにならないか?

 ご存じの方も多いと思うが、北浜に万年筆の専門店「モリタ万年筆店」があり、事務局帰りに立ち寄った。かつては気難しそうな年配のご主人が店主で、何となく入りづらかったが、今は場所も少し変わり、間口もやや広くなっていて入りやすい店に。思い切って扉を開けた。店主は息子さんの代に代わっていて、店内にはたくさんの万年筆がずらーと並んでいる。万年筆事情も昔とすっかり変わり、今はモンブランが最高値になっているとか、国産品も質がいいとか、ウオタ―マンは、求めやすい価格になっているとか、イタリア製はカラフル、など、気さくな店主とおしゃべりも弾んだ。そういえば昔はインク漏れがしたり、インクが出なくなったりしたものだ。インクの色も黒、黄、緑、紫、ピンクなど様々。若い人はいろんな色を買い込んで楽しんでいるとか。最近は文具店で1000円の万年筆を売っていて、私も買ってみたが、調子が悪くなり、ちょっといいものを欲しくなったのだ。

 あれこれ迷った挙句、ペリカンを選んだ。ペリカンカラーだという緑色をあしらったやや太字のものである。

 帰宅して早速友人に特に用もないのにハガキを書いた。何となくわくわく。やっぱり字は下手だが、何となくそれなりに・・・?ワード頼りに漢字も忘れつつある昨今である。店主には毎日書いてくださいと言われ、5行日記も万年筆にしようと思っている。

 という、うれしいお買い物のお話です。

上村十三子(MBS)