第61回 上方芸能を楽しむ会   令和2年 初春文楽公演を鑑賞

Posted by on 2020年02月02日

令和2年 初春文楽公演 鑑賞

  今年も新年を迎え、令和初の文楽公演を1月22日(水)に、鑑賞しました。参加者は28人、皆さんお正月には恒例の催しとなった文楽公演を楽しみにしていただいているようです。

 今年の昼公演の演題は「七福神宝の入舩」「傾城反魂香」「曲輪ぶんしょう」。

 たなびく霞の中から現れた宝船の上で、七福神が賑やかに宴を繰り広げています。寿老人の三味線、布袋の腹芸、大黒天が胡弓を奏で、弁財天は琵琶を弾くなど、それぞれが得意の芸を披露して、楽しませてくれます。太夫、三味線も14人もの大人数の出演で、賑やかです。

  傾城反魂香」は、竹本津駒太夫改め六代目竹本錣太夫の名語りが登場します。絵師浮世又平の人形は桐竹勘十郎。最後の「曲輪ぶんしょう」は、豪商の跡取り息子伊左衛門と遊女夕霧のなさぬ恋の話。咲太夫と織大夫の語りが二人の恋の話を切なく繰り広げます。吉田蓑助も変わらぬ人形遣いの腕を見せ、観客を沸かせました。

講演終了後は、今回は三味線の鶴澤清馗さんに、珍しい三味線の道具や苦労話を伺いました。

 落語もええけんど、上方芸能もええもんだっせ!

 次回第62回は2月26日(水)です。上方舞家元・山村友五郎さんの踊、大蔵流狂言の善竹隆司さん、落語の実力派・桂吉坊さんのご出演でたっぷり上方芸をお楽しみいただきます。料金は少し高めで6千円ですが、関西民放クラブのための特別企画です。是非ご参加をお待ちしています。

(MBS 上村十三子)