囲碁同好会 湯村温泉で強化合宿

 

 囲碁同好会は3月8,9日、初春恒例の強化合宿を北但馬の湯村温泉で行った。

 参加したのは長崎直定、松岡秀一、坂井佳行、尾崎信二、牧野元良(以上ABC)と中川民雄(TVO)の6人。姫路(播但線)経由の特急はまかぜ1号で終点の浜坂駅下車、路線バスに乗り換えて湯村温泉へ。旅館「朝野家」チェックインの時間まで間があったので、荷物をフロントに預け、「湯村温泉に来たならまずここへ」と夢千代館を訪れた。深町幸男演出、吉永小百合主演で大ヒットしたNHKドラマ「夢千代日記」をテーマにした記念館で、昭和レトロの雰囲気を満喫した。その後、自作の温泉卵を食した。

 旅館に戻ったところで、早速対局を開始。各人が2局ほど指した後、温泉へ。ここ湯村温泉は平安時代に開湯され、98度の高温の湯が大量に湧出する名湯である。この旅館の風呂も湯が満々とたたえられており、露天風呂は先日の雪がまだ残っていて温泉情緒を楽しむことができた。夕食はカニと但馬牛など多彩で、味もよく、おいしいお酒も相まって、みな大満足した。夕食後は碁を再開して、夜が更けていった。

 翌日は浜坂に戻り、新温泉町山陰海岸ジオパーク館を見学、港近くの食堂で安いのに豪華なランチに舌鼓を打った。そのあと三々五々、買い物などを楽しみ、帰途に就いた。

(TVO 中川民雄)

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