今年も黒豆栽培企画が始動しました!

 

今年も黒豆栽培企画が始動しました!

髙井久雄(KTV)

  依然衰得ないコロナ禍の中で、関西民放クラブの数ある同好会も、昨年はそのほとんどが活動休止・縮小に追い込まれました。その中で、ただ一つだけ昨年も通常通りの活動を行った同好会があります。それが、この「丹波黒豆栽培企画」です。

 今年も、昨年と同じ三田市の木器(こうづき)農園で、6月18日の苗の定植からスタートしました。今年は、参加者8名が合計6畝で黒豆を育てます。年会費は3500円です。この日は6名が定植に加わりました。畑は去年の隣に移っています。梅雨時でしたが幸い雨もなく土も柔らかで、始めてから約1時間ですべての苗を植え終わることができました。

 定植の次は、草引きと追肥です。昨年は、繁茂する雑草が強く根を張っておりスコップで土を掘り返さないと抜けません。その土も非常に固かったので、炎天下の重労働でみな苦労しました。朝10時30分から始めたのですが午前中には終わらず、昼食をはさんで作業を終えたのがなんと15時30分でした。20年以上この黒豆栽培を率いている佐脇さん(YTV)も、これまでで一番大変な作業だった、と嘆くほどでした。

 今年の草引きと追肥は7月16日、去年があまりにも大変だったので、今年は時間を早めて9時45分にスタートしました。当日の天気は曇りで幸い炎天下を免れ、一時小雨がパラつきましたが、風もあり絶好のコンディションです。土も非常に柔らかく、雑草も去年と違って手で引っ張ればすぐ抜けます。参加者は5名でしたが快調に作業は進み、ちょうど12時には6畝すべての作業を終えることができました。昨年の作業が大変だったためか、今年は参加を取りやめた方が何人かいらっしゃったようですが、昨年とは段違いのラクな作業でした。

 汗を流した作業の後は、お楽しみの木器亭での昼食です。ここは、山あいの三田にありながら何故か各種お刺身を中心とした魚料理が美味しいお店です。いつも昼時は大混雑ですがこの日はそれほどでもなく、ゆっくりと美味しいマグロの切り落とし定食をいただきました。

 この後は、秋に枝豆の収穫、その後は黒豆の収穫を残すのみです。昨年は少し見栄えが悪かったものの、味はさすがの「丹波黒豆」ブランドで十分満足のいくものでした。今年も素晴らしい収穫を期待しています。

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