私の「想い出の一曲」 ロシア民謡「船乗り」

Posted by on 2021年12月18日

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私の「想い出の一曲」 ロシア民謡「船乗り」

 年の離れた二人の兄が居ました。8年生まれと10年生まれです。

 二人とも数年前に相次いで亡くなったのですが、次兄は学生時代、丁度60年安保闘争の時で、よくデモに行っていたようです。両親はえらく心配していましたが。デモとともに、セツルメント運動というものにも参加していて、そこで覚えた沢山の歌を教えてくれました。兄が東京の大学の休みに帰郷した時、一緒に風呂に入りながら、また兄の部屋で歌声喫茶の小さな歌集を見ながら、「遥かな友に」などという中学生には少々縁遠い歌を教わったりしました。教わった歌の中に ♪鴎、マストに低く、潮風ほほに涼し・・・・・俺は若き船乗り、ヘイかんき風に乗る 風よ(吹けよ)船よ(走れ)、、、、♪という歌がありました。耳で憶えていて、時々思い出しては歌っていたのですが、曲名は勿論、知りませんし、自分の記憶が正しいのかどうかも判りませんでした。また、「かんき」って何だろう?と思っていました。今日も、ふと思い出して「そうだ、インターネットがあるじゃないか!」とひらめき、検索しました。

 凄いですね、インターネットは。何でも解ります。うたごえ喫茶の“定番中の定番”「船のり」という曲、ロシア民謡でメヂエフィナと言う人が作詞、中央合唱団が訳詞したとあります。中央合唱団は「うたごえ運動」を始めた合唱団、如何にも学生運動盛んなりし頃の香りがします。「かんき」は「歓喜」だと書いてありました。歌詞は、ほぼ私の記憶通りでした。メロディも兄から教わった通り、耳で覚えた当時の記憶はほぼ完ぺき、嬉しい驚きでした。と同時に若い頃の兄、中学生の自分を思い出して、ひと時の記憶を懐かしみました。

 ユーチューブでは、ロシアの水兵がバラライカやアコーディオンの演奏ともに、コサック風に踊ったり歌ったりする映像を見る事ができます。ノスタルジックな感じでちょっと良いです。

 

1番の歌詞を記します。

 かもめマストに低く 潮風ほほに涼し 

 島影 すみを流して 雲空に飛ぶ

  *風よ(吹けよ) 船よ(走れ)

  *俺は若き船乗り ヘイ歓喜風に乗る

 

 或いは、ご存知の方があるかも知れません。思いだして歌ってみて下さい。

 元気が出ますよ!           

KTV 出野徹之