冬の京都へお越しやす

Posted by on 2021年12月19日

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冬の京都へお越しやす

 オミクロン株の登場で、またまた移動の制限が強化されそうな昨今ですが、上洛のご案内をさせていただきます。底冷えの京都の冬は、桜と紅葉の人・人・人の京ではなく、北山時雨が訪れるしっとりとした佇まいの味わい深い景観に満ちた別世界です。ちょっと寒さを我慢してお越しやす。ゆっくりと楽しめますよ・・・。

 京の街は盆地にあります。京都駅は東西に長い駅で中央口は北、八条口は南に面しています。北に向かって右に東山が連なり北東の端に比叡山が、左に西山が天下分け目の天王山まで連なっています。その北西の端に、火伏せ(防火)信仰の総本山愛宕神社が頂上に建つ愛宕山があります。比叡と愛宕の間は北山になります。京の街は南だけが開けた三方を山に囲まれた街なのです。

 豊臣秀吉が天正19年(1591年)京都の周囲に築いた御土居(おどい)の内側を洛中、外側を洛外としました。御土居は都を守る惣構(そうがまえ)で秀吉の時代には「京廻ノ堤」「土居堀」よばれていました。東は鴨川西岸、北は鷹峯(たかがみね)付近、西は紙屋川東岸,南は東寺を囲む総延長22.5km。一部では土塁(土居)の高さ数m、堀幅20mに及ぶ日本最大の都市城壁です。このお土居の内側を洛中、外側を洛外としました。室町後期から江戸前期にかけて、京都の市中とその周辺を大観的に描いた都市風俗図・洛中洛外図は良く知られています。

 洛中の中で庶民の多くが住む、京都御所南の丸太町通りから南の東西の通りと南北の通りを歌った「京の通り名・数え歌」を紹介します。詳しくは、以下の本から引用しましたので、もっとお知りになりたい方はご参照ください。

  増補版「京都・観光文化検定試験」公式テキストブック

  監修・森谷尅久 京都商工会議所編 発行 淡交社

  八木 晉一 (TKU)