たった1ケ月で33万失職?

 

 今年4月には、65歳以上の高齢者で働く人が、前月比で33万人も減った。びっくりの数字です。原因がコロナ禍で、非正規で働くご老人が多いことで、雇用調整となり、失職したことと、感染リスクを警戒して、自発的に退職したか、或いは求職活動を辞めたかです。

 東京でコロナ陽性者が増えている中で7割が20~30代の若者で、重症者が少ないのと、医療体制に余裕があるかららしいが、東京の新知事は、ピンポイントで対処するが、一旦解消した自粛の再要請はしないと述べた。しかし、私はコロナ第2波だと思っています。20~30代の若者であればこそ、陽性者であるのに、あちこち行動し、若者でも学校があり、職場があり、家族があるから高齢者に感染するりスクは、高齢者がウロウロする場合に比べたら、圧倒的に多い。大体、ピンポイントで絞り込むとは、何でっか?はっきりしなはれ。

 我々は学びました。若年者⇒高齢者⇒重症者⇒医療崩壊⇒仕事や外出の自粛⇒経済危機⇒自粛の早めの解消⇒振り出しへ戻るサークルがある。人の賢愚は先読みができるか、前後左右を見渡せるか、他人への思いやりができるかです。これから何が起こるか見渡せない、想像力がない暗愚では、コロナには負ける。コロナ禍とは、われら全国民がどんな風に考えるか、知性が試されている。負けへんでえ!

 コロナには頭脳がない単細胞で、人間の体に憑りつかないと生きられないタンパク質でっせ。タンパク質は人間が食うもので、タンパク質に食われてなるものか‼‼ 頭脳のないお人はコロナと仲良くして食われなはれ。食い止めた筈の大阪でもゼロから6人になった。第2波は緊張が解けた後なので、自粛には戻りがたい。コロナの高笑いが聞こえてきた。皆さん、聞こえませんか?

(伊藤妙子 KTV)

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