クラシック同好会 7月例会報告

Posted by on 2018年07月20日

 

 7月例会では、スメタナ「我が祖国より」“モルダウ”、ドヴォルザークの「交響曲第8番」、ネルーダ「トランペット協奏曲」を聴きました。会場は豊中市立文化芸術センター、指揮は飯森範親、日本センチュリー交響楽団の演奏です。

 小さな泉から小川に、そして大河になっていくというおなじみモルダウ河のストーリー、ドヴォルザークの8番「イギリス」は“ドヴォ8”と略称され9番「新世界」と並んでファンの多い曲ですが、猛暑続きの日々を一瞬忘れさせてくれるさわやかな風と言った感じの2曲でした。そして何より、ウィーンフィルの首席、ハンス・ペーター・シューの奏でるトランペットは18世紀の宮廷を彷彿させる、優雅な、上品な、正に“うっとり”する音色でした。

 ここで会員から質問、「“モルダウ”の時、コントラバス、ティンパニはステージ右側で演奏していました。交響曲の時、コントラバス4人は指揮者の正面一番奥に、ティンパニはその左に位置を変えています。これってだれが決めるの?」

 早速、センチュリーのライブラリアン(楽譜を専門に扱うスタッフ)中田真奈美さんに聞きました。
「弦楽器の編成(何人必要とか)、楽器の配置は毎回マエストロ(指揮者)の希望で決めています」との回答、つまりコントラバスの音色、ティンパニの音はこの位置で聞こえてほしい、と指揮者がイメージするところから既にコンサートは始まっていると言っていいかも知れません。

 同好会スタートから50回近いコンサートを聴きました。会員の皆さんはこんなところまで気が付いて下さるようになりました。案内人冥利に尽きる、と感じたコンサートでした。

 カーテンコールに応えて飯森マエストロが、「西日本豪雨の被災者を応援しましょう」と呼びかけドヴォルザークのチェコ組曲から“ポルカ”を演奏、終演後のロビーでは楽団員による募金活動が行われました。

世話人:出野