クラシック同好会 4月例会報告

 

 春到来、コンサートシーズンの幕開けでもあります。
4月例会では大阪交響楽団の協力を頂いて26日「いずみホール定期演奏会」昼の部を聴きました。

 幕開けのマチネコンサートとあって女性奏者はカラードレス、男性はカラーの蝶ネクタイとステージ上も華やかです。

 モーツァルトの交響曲第29蕃、同じくフルート協奏曲第2番(南部やすか)、シューマンの交響曲第1番「春」とプログラムも春に相応しい曲が並びます。

 客席が待望していたのは曲目もさることながら、この日の指揮者、阿部加奈子。地元大阪出身、東京芸大からパリ国立高等音楽院で学び、この日が在阪オーケストラでのデビューコンサートとあって期待が高まります。
小さい頃から好きだったというモーツァルト、奥深さに魅せられるというシューマン、阿部自身の選んだ3曲をスケールの大きな指揮でホールに響かせていきます。
黒のパンツスーツも凛々しく、同好会メンバーの女性は「カッコイイ」と目を輝かせていました。

 終演後、楽屋にお邪魔してエールを送るとともに記念写真をお願いしました。デビューコンサートは「とても楽しめました」とにこやかに話していました。

 今回同好会の皆さんに「若い、新しい指揮者を応援に行きましょうと」とお誘いしましたが、今後ともご一緒に活躍を見守っていきたいと思います。

(出野徹之)

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