【写真同好会】 神戸森林植物園で秋の撮影会

 写真同好会では森林の紅葉散策と撮影会を11月8日、神戸森林植物園で開催しました。
午前9時50分神戸電鉄北鈴蘭台駅に集合。参加したのは会員15名、天気を気にしながら無料の送迎バスに乗り込んだ。
森林展示館に着くと世界一の巨木、樹齢2000年という「ジャイアントセコイア」の輪切りにびっくり。

 早速撮影準備、レインコートを着たり、カメラにカバーを付けたりと準備万端で森の中に飛び出した。この森林植物園は、六甲山地の一角に、総面積142.6ヘクタールの広大な土地に世界各地の樹木1200種が植栽されていて、落葉樹も多く紅葉の美しいことで知られている。

 撮影は広い植物園の一部であるが、紅葉を撮るために、アジサイ園からシアトルの森、長谷池周辺で行うことにした。展示館を出て間もなくドウダンツツジの群生、燃えるような赤や黄色に色付いたツツジにカメラを向ける。次はシアトルの森、神戸市とシアトルの姉妹都市提携を記念して造られた森で北アメリカの樹木が植えられており、背の高いモミジバフウやハナミズキが紅葉して緑の木々とのコントラストが美しい。

 急な坂道を下り長谷池へ、雨の中、池の周辺では、ハナノキ、イロハモミジ、各種のカエデなどが鮮やかに色付き水面に映りしっとりと落ち着いた風情である。傘を片手にシャッターを切ったり。カメラにレインカバーを付けたりと注意しながらの撮影会であったが、出来栄えが気がかりだ。

 撮影の後、展示館に戻りカフェ「ル・ピック」で、少し遅くなったランチ。近郊にある弓削牧場特製のカマンベールチーズたっぷりの「ひよこ豆のスパイシーカレー」や、オリジナルのソフトクリームが美味しい。帰路は再びバスで北鈴蘭台駅へ向かった。

 

 

 後日12月6日の例会では各自3枚の作品を持ち寄って互選会を行ない、良いと思う写真に投票の結果、三井章好さん、鈴木正春さん、橋本安弘さんが選ばれた。

森本純弘(OBC)

      『互選会』   撮影地:神戸森林植物園   (写真をクリックで拡大表示)

金賞
 「昼下がりの静寂」 三井章好

銀賞
「秋雨」  鈴木正春

銅賞
「公園の秋」 橋本安弘 


 

 


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