【散策】第163回「アサヒビール大山崎美術館から宝積寺、サントリー京都ビール工場へ」

Posted by on 2016年06月24日

 

 散策同好会は6月16日(木)、「アサヒビール大山崎美術館から宝積寺、サントリー京都ビール工場へ」と題して例会を開催しました。朝から今にも降りそうな梅雨空のもと、35人が阪急電鉄・大山崎駅に午前10時に集まりました。

 まず向かったのが「大山崎歴史資料館」。この頃から、小雨が降り始めましたが、駅から徒歩数分で到着。4班に分かれ、各班に一人の地元ボランティアガイドがついて、館内を巡りました。
京都・大阪を結ぶ交通の要衝、特に中世以降は、油の生産地として、また天下分け目の合戦の地として、重要な位置を占めてきたことが、時代別コーナーの展示でよく理解できました。
千利休ゆかりの茶室「待庵」の原寸大模型が、この資料館の売り物。近くのお寺「妙喜庵」に日本最古の国宝の茶室として現存していますが、事前予約が必要のため、ここで見ることができるようにしているのは便利。

 30分余りの見学を終えて、バス組と徒歩組に分かれて、次の目的地「大山崎山荘美術館」へ。徒歩では15分程度だが、妙喜庵の前をすぎ、JRの踏切を渡ると天王山登山口、急坂が続きます。バス到着組と合流し、庭園を横目にみながら、美術館へ。
加賀正太郎の元山荘で、美術館開館の時にアサヒビール元社長の山本爲三郎が寄贈した内外の陶磁器の名品がそろい、安藤忠雄設計の美術館「地中の宝石箱」ではモネの睡蓮やユトリロ、ルオーなどの名画を鑑賞。
ちょっと疲れたか、2階のテラスでは軽くビールグラスを傾けながら、3つの川の合流する風景を楽しむ会員の姿も見られました。
1時間弱滞在したあとは、お隣の宝積寺へ。この頃からちょっと雨脚が強まり、お腹もすいてきましたが、本堂と閻魔堂を拝観、等身大の閻魔大王と眷族坐像(重要文化財)の迫力にうたれ、しばし沈黙の時を過ごしました。

 お寺の広間を借りての昼食は仕出し弁当。あとでビール工場の見学もあるため、アルコール抜き、お寺の配慮で椅子席も設けていただき、ゆったりと食事できたのはよかったですね。
午後1時すぎに、雨の中を阪急大山崎駅に戻り、そこから一駅の西山天王山駅で下車。新しい駅の真上を京都縦貫自動車道が通り、高速長岡京バス停があり、ここは現代の交通の要衝でした。バス乗車までに少し時間があったので、駅前の観光案内所を訪問し、案内人の女性たちと会話を楽しみながら、バスを待ちました。

 ビール工場を一巡りしたあとは、お待ちかねの試飲会場へ。プレミアムモルツを一杯片付けて、新製品2種類のグラスを傾け、内容豊富な一日の行楽を終えました。

(文責  田仲 和彦)