第34回落語(上方芸能)を楽しむ会

 

 9月30日繁昌亭での例会には37名が参加しました。

 前座は女流落語家「露の紫」。彼女はかってイベントなどの司会経験もあるということで、テンポのいい落語を披露してくれました。

 マジカル落語の桂朝太郎は、ペットボトルやティッシュを使っての手品で、「ネタ」をばらしながら会場を沸かせました。

 トリは桂雀三郎の「崇徳院」。大店の若旦那が見染めた娘から、百人一首の中にある崇徳院の「瀬をはやみ・・」の和歌を渡され恋の病に陥る話。その娘を探すよう頼まれた熊五郎の悪戦苦闘を、雀三郎が熱演し会場は大爆笑でした。

 次回は12月上旬に大衆演劇を観て希望者で忘年会を計画しています。

 今回の一口噺
葬式に行った一人が
「中国人からの献花があったけど、彼、中国人の親戚がいたかな」
「あほ、あれは孫(そん)さんじゃなくて孫(まご)一同だよ」

桑畑隆征(MBC)

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