全国大会で松岡3段(ABC)が優勝

全国大会に参加した関西勢7名

  
  
 毎秋恒例の「第19回民放クラブ全国親善囲碁大会」が10月16日、愛知県西尾市の三河湾リゾートリンクスで開かれた。全国8ブロックから33名、関西からは7名が参加して、熱戦を繰り広げ、何と第1回大会以来18年ぶりに関西から優勝者を出した。大会は33名が8ブロックに分かれてリーグ戦を行い、3連勝した5名が決勝トーナメントに進出。

 

優勝した対局中の松岡3段(左)

 
 
 この中には牧野7段(ABC)と松岡3段(ABC)が含まれていたが、決勝戦まで駒を進めた松岡3段が佐藤4段(BSN)を破り、見事、栄冠を獲得した。

 懇親会も東海局の尽力で盛大に執り行われ、和気あいあいの中で話の花が咲いた。参加者は皆さんお元気だが、高齢化が著しく、平均年齢が70歳代後半に達していて、将来を危ぶむ声が出ていた。他ブロックには60歳代の方が見受けられなかった中で64,5歳が3名もいる関西勢の若さが目立った。敷居を低くして、若い人(といっても60歳代だが)の参加を増やすのが大きな課題であろう。

 
 17日は関西独自企画で岐阜の下呂温泉へ。下呂では1,2と定評のある小川屋へ投宿、温泉へ入ってほっこりした後、夕食前の時間を利用して囲碁を愉しんだ。夕食は飛騨牛、熱々の汲みあげ湯葉など山海の美味に舌鼓をうち、地酒「天領」などを嗜んだ。18日は高山に行き、濃飛バスの昼食付き定期観光バスに乗り、ユネスコの世界文化遺産に選ばれた白川郷の合掌集落などを見学。2泊3日の旅を愉しんだ。

      (TVO 中川民雄)

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